「かむ力」と寿命

日本人の平均寿命は女性が87歳、男性が81歳。

女性は過半数が90歳を超える一方、

そこまで生きる人とそうでない人の違いは何でしょうか。 

昨年、かむ力と寿命の関係性を示す調査結果が論文で発表されました。

コンニャクやちくわを「かめる」と回答した人は「かめない」人に比べて、

10年程度長生きをしたというデータが出たそうです。

かむ力は、歯の土台である、歯茎や歯槽骨などの歯周組織の状態に左右されます。

健康な土台を維持するためには、歯槽骨を壊す歯周病を予防することが大切です。

ポイントは3つ、「生活習慣改善」「毎日の食事法」「正しいオーラルケア」です。

1.「生活習慣改善」

 □甘い物など間食をよくする

  □だらだら飲んだり食べたりすることが多い

  □晩酌や寝酒をよくする

  □食後にうとうとしてしまう

  □野菜をあまり食べない

  □あまりかまずに食べる、早食い

  □長時間スマホを見ている

  □睡眠不足

  ※1つでも当てはまる人は、注意!早めに生活習慣を見直しましょう。

2.「毎日の食事法」

 歯槽骨は「壊す」「つくる」という新陳代謝を繰り返すことで健康な状態を

 保てます。そのため適度な刺激を与えられるよう、毎日の食事では、姿勢を

 正してできるだけゆっくり、よくかむことをお勧めします。

3.「正しいオーラルケア」

 歯磨きは、歯と歯茎の境目に毛先を斜めにあてて、小刻みに動かします。

 歯磨き後に歯茎や歯間の歯肉を指でなぞるようにマッサージするのもお勧めです。

 日頃、自分では気づかない磨き残しなどもあるので、定期的に歯科医院で診て

 もらうことで、健康な歯を維持していきましょう。

 立山歯科のモットーは、『あなたの健康が私のしあわせ』

皆様の健康寿命を更に延ばすお手伝いをさせて頂いております。

日頃のケアで気になることがあれば、お気軽にお尋ねください。