マスク着用と口腔内環境
新型コロナウィルス感染予防のため、マスク着用が手放せない日が続いています。
飛沫を防ぐ為のマスクですが、肌荒れなどトラブルも( ;∀;)
実はそれだけではなく、口の中にも影響が出ることもあります。
マスクをしていると暑さや息苦しさで、楽に感じる口呼吸になってしまいがちです。
口呼吸をしていると口の中が乾燥し、唾液の分泌量が減ってしまいます。
唾液には、口腔内の細菌をやっつけたり、汚れを洗い流したりするなどの
自浄作用があります。
唾液が減少すると、自浄作用がうまく機能せず、菌が繁殖しやすくなり、
歯周病の悪化や誤嚥性肺炎、口腔機能低下症など口腔内にとどまらず、
体の様々な疾患を悪化させる原因にもなります。
また、マスクをしていると水分を摂るのも忘れがちになりますが、
水分は喉を潤すだけではなく、唾液の分泌も促します。
特に年齢を重ねていくと唾液量がだんだん少なくなっていくので、
意識的に水分をとるよう心掛けましょう。
顎の下あたりにある唾液腺のマッサージもおすすめです♪
日頃から、歯磨きをしっかりすることはもちろん、
定期的に歯科医院を受診し、口腔内を清潔に保つことをお勧めします。
「健康」は健やかなお口(健口)から♪